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シムクン♪韓流

過去の刑事と現在の刑事が事件を解決する新感覚サスペンスドラマ「シグナル(原題)」

「シグナル(原題)」 現在の刑事が過去の刑事と無線機を通じて交流し、迷宮入りした長期未解決事件を解決していく新感覚のサスペンスドラマ。「応答せよ」シリーズや『ミセン−未生−』などの傑作を次々と世に送り出すケーブル放送局tvNが、またもや社会現象化するドラマを生み出し、韓国で同時期に放送されていた大ヒットドラマ『太陽の末裔(原題)』と人気を二分するほどの話題作となりました。キム・ヘス、イ・ジェフン、チョ・ジヌンという演技派の競演も見どころです。


イ・ジェフンが演じるパク・ヘヨンは、警察大学出身のエリートで未解決事件を捜査するプロファイラーですが、幼いころの出来事のせいで警察側の人間でありながら警察を信用していません。その出来事とは、15年前、同級生の少女が誘拐され遺体で発見された事件。当時小学生だったヘヨンは少女を連れ去った女を目撃していたのですが、そのことを伝えても警察に相手にされず、事件は未解決のまま時効を迎えようとしていました。そんななか、ヘヨンは廃棄寸前の古い無線機から聞こえてくる声を耳にしました。それはまさに15年前にこの事件を担当していた刑事イ・ジェハン(チョ・ジヌン)だったのです。そしてそれがきっかけで、時効成立まで30時間を切った事件が急展開を迎えます。現在この未解決事件を担当しているベテラン刑事のチャ・スヒョン(キム・ヘス)は、当初ヘヨンをまったく相手にしていませんでしたが、やがてヘヨンと協力し、さまざまな未解決事件に取り組んでいくことになります。


過去と未来が無線でつながり事件を解決していくという設定は、シリアスなサスペンスドラマにおいて大いにリアリティを欠くのではないかと思えたのですが、スピーディーさと緻密さが絶妙にミックスされた展開が一気に物語に引き込みます。1話ごとがとても濃厚で、むしろリアルさを感じるほど。過去の事件の手がかりが見つかるたび、隠された謎が明かされるたび、何度も何度も鳥肌が立ちました。これは、メインキャストの演技力に加え、『ファントム』『サイン』のキム・ウニの練られた脚本、『ミセン―未生―』のキム・ウォンソクの丁寧な演出によるところも大きいのではと思います。


過去とつながることで現在の事件は解決していきますが、同時に当然、過去も変わっていきます。このドラマは、いまだ解決されない数多くの事件に対し「諦めないで。過去は変えられる」という希望と願いを込めて作られた作品だといいます。それだけに、劇中、日々忘れられていく事件の中で時が止まったままの被害者やその遺族に寄り添い、切実なまでに事件解決に取り組む刑事たちの姿が、強く胸に迫ります。第52回百想芸術大賞では、作品賞、脚本賞、主演女優賞(キム・ヘス)の3冠に輝きました。