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Special Interview ユン・ソクホ監督 同じ気持ちを持っていたお互いが相手なら初恋は維持できると思います

ユン・ソクホ監督

ブームを巻き起こした『冬のソナタ』をはじめとする四季シリーズなど、数々の名作ドラマを手がけてきたユン・ソクホ監督。日本のキャスト、スタッフと共に作り上げた初の長編映画『心に吹く風』では、これまで何度も取り上げてきた“初恋”をテーマに選んだ。


「私はラブストーリーが好きですし、愛に興味を持っています。中でも一番価値があり、興味があるのが初恋。純粋で、美しいものの極致だと思います。なぜなら、ある日突然やってきて、そのまま受け入れるしかないものだからです。そして、誰にとっても人生に1度しかありません」


主人公となるのは、40代の男女。ビデオアーティストのリョウスケが撮影のためにやってきた北海道で、高校時代の恋人・春香と再会。彼女は結婚しているが、美しい自然の中で時間を過ごすうちに初恋のときめきを思い出していく。


「今回の映画では『初恋は維持できるか?』ということについて描きました。別の相手に対しては維持できないけれど、かつて同じ気持ちを持っていたお互いが相手ならできると思い、“大人のための童話”のように撮りました。“不倫”ではあるけれど一般的な不倫ではない。初恋からつながる中年の愛を描きたかったのです」


ロマンティックで優しいリョウスケの姿は、ユン監督自身のようにも見える。


「私は結婚がとても遅かったのですが、独身時代に『理想ばかり高くてナルシストだな』と言われたことがあります。その言葉が印象に残っていたので、今回、セリフにも使いました。自分の世界にすごく執着する性格でした。そういった意味ではリョウスケに自分を投影しています」


ふたりの心の変化を見守る北海道の風景の美しさにも心奪われる。


 「男女のラブストーリーにだけにフォーカスしてこの映画を作った訳ではありません。全体的なテーマは自然と人間の対等な関係。『心に吹く風』というタイトルは『心に吹く風も自然現象の一部だといえるのではないか』という思いでつけました」



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