作品詳細
前半の初々しく端正な踊りと、後半の颯爽とした獅子との踊り分けが見どころの大曲
正月、千代田城の大奥で鏡開きの余興に、将軍の前に引き出された女小姓の弥生。獅子頭を手に踊るにつれて、獅子の精が乗り移ったのでしょうか、獅子頭に引かれるように花道を引っ込みます。胡蝶の精が現れ牡丹の花に戯れた後、静けさが戻り荘厳な空気が漂う中、勇壮な獅子の精が現れ豪放に毛を振り立てて舞い狂います。小姓弥生後に獅子の精を勘九郎(十八世勘三郎)、家老渋井五左衛門を鶴蔵、老女飛鳥井を二世吉之丞、後見を中村勘太郎(現・勘九郎)が勤めた1998年の懐かしい映像をお届けします。
(1998年/平成10年1月・歌舞伎座)
放送スケジュール
撮影:吉田千秋






