仮名手本忠臣蔵 九段目 山科閑居

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作品詳細

本蔵と戸無瀬夫婦の苦悩と情愛を描く「山科閑居の場」

山科の大星由良之助宅へ、加古川本蔵の妻・戸無瀬と娘の小浪が訪れます。小浪と由良之助の息子・力弥は婚約しており、お日柄もよく本日祝言をさせたいと望む戸無瀬に対し、由良之助の妻・お石は「当時と事情が違う」「心と心が釣り合わない」と縁談を拒絶、「力弥に代わりこの母が去った」と奥へ引きこもってしまいます。あまりの仕打ちに絶望した母娘が死ぬ覚悟で水盃を交わし刀を構えたその時、戸外から虚無僧の吹く尺八の音が響き、どこからか「御無用」と聞こえます。虚無僧の声かと気を取り直し再度刀を構えるとまたもや「御無用」の声。二人の心底感じたお石が祝言を許すという言葉でした。その代わりに…。

(1997年/平成9年2月・歌舞伎座)

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(C)松竹株式会社

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