お染久松浮塒鴎

作品詳細

宝永7年(1710)大坂瓦屋橋の油屋の娘お染と丁稚の久松が心中した事件は、世間の噂となり、浄瑠璃、歌舞伎などに取り上げられた。

江戸向島、三囲神社に程近い隅田川の土手、いまにも心中をしようとしているお染久松に、通りかかった女猿曳が歌と踊りに事寄せて意見する、という内容の舞踊劇。華やかで情感豊かな清元が、若い恋人達の切なさと女猿曳の軽妙な味わいを盛り立てる。七世芝翫の女猿曳に、橋之助(現・芝翫)の久松、菊之助のお染で。

(2006年/平成18年2月・歌舞伎座)

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