京鹿子娘道成寺 道行より鐘入りまで

作品詳細

女方舞踊屈指の大曲『京鹿子娘道成寺』を菊之助の白拍子花子で。

春爛漫の道成寺。鐘供養が行われているところへ、花子を名乗る白拍子がやって来て鐘を拝みたいと申し出る。所化たちは、法要の舞を舞うのであればと招き入れ、花子は舞い始めた。しかし艶やかな踊りを披露するうち、みるみる形相が変わり、やがて花子は鐘の中に飛び込んでしまう。実は白拍子とみえたのは、叶わぬ恋の恨みから熊野詣の僧・安珍を焼き殺した清姫の亡霊であった。

僧の安珍に裏切られた清姫が激怒のあまり蛇と化し、道成寺の鐘ごと安珍を焼き殺したといわれる「安珍・清姫伝説」を題材にした、女方舞踊屈指の大曲です。

(2011年/平成23年11月・新橋演舞場)

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