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Special Interview 野村萬斎 開けるなと言われるとかえって開けたくなる 狂言の人物も現代人と同じなんですよ

野村萬斎

村萬斎が主宰する「狂言 ござる乃座」。今回放送される55回公演は、萬斎の父で人間国宝の野村万作、息子の裕基、野村家三代の自信作三本立てだ。


「裕基が出る『附子(ぶす)』は教科書にも載る狂言の定番。留守番をする家来たちが附子(毒)だから開けるなといわれた桶を開けて中身(水あめ状の黒砂糖)を食べてしまいます。開けるなといわれると冷蔵庫を開けたくなるようなもので、狂言の人物も現代と同じですね(笑)。僕と父が出る『清水座頭(きよみずざとう)』は、目が不自由な二人の婚活の物語。二人が謡を歌う場面は、ミュージカルのようです。二人の杖がカチッと合って『あの人だ』とわかる。ロマンチックな展開と音の演出も楽しめます。『弓矢太郎(ゆみやたろう)』はパーティーの流れで怖がりの人を仲間が肝試しに行かせる話。襲名のときも演じ大事にしている初世萬斎ゆかりの曲です」


多彩な活動を続けながら、常に狂言を「今演じる意味」を考える。


「狂言は伝統的な型で演じますが、ただ習った通りやるというより、自分の中で解体・再構築し、型の本質的な意味を理解した上で現代に提示する。技を見せるだけでなく音を体現し、躍動し、その場で生き切るのは、たとえばフィギュアスケートなども同じ。生きている人間が生きている人間に響かせる。それがライブで演る意味だと思います」



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