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Special Interview市川染五郎 新たな歌舞伎を目指した舞台 映像はその舞台を超えた面白さがある

須賀健太

たな歌舞伎の形を生み出そうと、市川染五郎らが立ち上げた歌舞伎NEXT。その第一弾となったのが『阿弖流為』だ。


「アテルイの話には以前から興味がありました。彼が処刑された時、敵だった坂上田村麻呂が涙を流したという逸話が残っていて。そこにドラマを感じ、歌舞伎でやってみたいと思ったんです」


 実際にアテルイを演じ、染五郎は「とても孤独を感じました」と話す。


「本来、戦≠ノは自分の出世や領地拡大といった野望や欲がつきもの。でも、アテルイにはそれらが一切ないんですよね。自分が住む土地の川や木を汚すヤツらを許さないといった使命感だけで戦っている。その姿は本当に孤独で、でもそこにこそ彼の強さやカッコよさを感じました」


 ちなみに今作は、02年に劇団☆新感線とともに上演している。が、今回は歌舞伎役者のみで挑んだ。共演者の中村勘九郎と中村七之助は、染五郎自らが選んだという。


「物語では、アテルイと田村麻呂、そして2人の真ん中に立つ女性・鈴鹿の3本柱がとても重要になってくる。それを演じられるのはあの2人しかいないと思って、僕が直接、口説きました(笑)」


また、このたび放送する映像は本作をシネマ歌舞伎として撮影したもの。そこにも、必ず舞台より面白いものにしたいという強いこだわりがあった。


「それができなければ、上映を中止してもらうつもりでした(笑)。でも、まさしく舞台を形として残すということを実現させた素晴らしい内容で、僕も感動しました。ぜひ見応えたっぷりの映像をお楽しみください!」



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