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Special Interview 岩松了 姿をくらますということへの心情的接近の意味を込めてタイトルに失踪をつけました

岩松了

30年ぐらい前に、岩松自身が書き下ろした『蒲団と達磨』の後日談とも言える本作。熟年期の夫婦の元に、妻とは血のつながりのない娘が戻ってきたことで巻き起こる騒動を、笑いと謎に満ちた独特の視点で描いていく。


「『蒲団と達磨』は夫の性的欲求に耐え難いものを感じて別居を申し出る妻の話なんです。そこから年月が経ち、男が自身の性的欲望に対して意のままにならない状況に陥り、女房が勝ち誇るという物語を書いてみたいなと思いました」


 自身が演じる望月という男は、ある小説からヒントを得たという。


「主人公夫婦の物語に並行する形で、ナサニエル・ホーソーンの『ウェイクフィールド』という小説の面白い部分を使いたいなと。失踪したことにして、実は家の近くからずっと妻を見張っている男の話なんですけど、今回僕が演じた望月というキャラに反映させました。風間さん演じる野村の友人という設定です。失踪してきた望月を野村が家に呼ぶんですけど、どこか自分たち夫婦に照らし合わせているようなところがあって。娘が出戻ってきたという出来事も重なり、姿をくらますということに対する心情的接近が野村の中にあるに違いないと。そういう意味で、家庭内暴力をもじって“家庭内失踪”というタイトルをつけました」


 風間杜夫と小泉今日子が、倦怠期真っ只中の夫婦を見事に体現。


「風間さんはよけいな芝居をしないという意味で信頼できる役者。キョンキョン(小泉)とも付き合いが長いですけど、今までにない普通の奥さんを演じたことで“女優・小泉今日子”の新しい姿が楽しめるんじゃないかなと思っています」



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