舞台「家族モドキ」

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作品詳細

四人を繋ぐ思いやり。たどりついた“新しい家族の形”心温まる優しい物語。
NHK大河ドラマ「篤姫」「江~姫たちの戦国~」等多数の脚本を手がける田渕久美子と、ミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』『ローマの休日』『ジキル&ハイド』など幅広い作品で演出を務める山田和也が再びタッグを組んだ。2020年12月にシアタークリエ他にて上演した『オトコ・フタリ』以来、約3年ぶりとなるコンビが今回描くのは“現代における家族の形”。山口祐一郎、浦井健治、大塚千弘、保坂知寿の実力派キャスト4名が集結。お互いを思いやる優しい心で溢れた温かい物語を紡ぐ。

その日、高梨次郎(山口祐一郎)はそわそわと落ち着きがなかった。リビングで、立ったり座ったり、じっとしていられない。そこに、ひとりの若者が、何度も窓から室内を覗いてくる。大学で教鞭を執っていることも相俟って、なにかと説教をしたくなる性格の次郎はその若者を呼び止め、人の家を覗く無礼をたしなめる。彼は木下渉(浦井健治)と名乗り、次郎の一人娘・民子(大塚千弘)の大学時代の同窓生だと言う。途端に何を思ったか、渉を家の中に引き入れる次郎。実はその日、娘の民子が久しぶりに家に帰ってくることになっていた。数年ぶりに父と娘は再会を果たすのだが、予期せぬ事実が発覚し混乱する次郎の前に渉の妻・木下園江(保坂知寿)が現れて――。
(2023年7月26日~8月13日 日比谷・シアタークリエほか)

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