PARCO PRODUCE 2023「夜叉ヶ池」

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作品詳細

泉鏡花生誕150年の節目に、開場50年を迎えるPARCO劇場にて、美しい日本語で物語る、幽玄ファンタジーの傑作!
この傑作ファンタジーを、言葉と芝居にこだわりを持つ演出家・森新太郎の演出、ダンサー・演出家として独自の世界を切り拓いてきた森山開次の振付で、2023年に開場50周年を迎えるPARCO劇場で上演した。主人公の鐘楼守・萩原晃を演じるのは、PARCO劇場で初座長を務める勝地涼。村に現れる学者・山沢学円役は、声優だけにとどまらず、映像・舞台・歌手と多岐にわたって活躍する入野自由、萩原の妻・百合役には、数々の映画賞で受賞の経歴を持つ瀧内公美、そして、夜叉ヶ池の竜神姫役には、第29回読売演劇大賞 杉村春子賞を受賞した那須凜。

<あらすじ>
岐阜県と福井県の県境にある三国嶽の麓の里に鐘の音が鳴り響く、それは竜神(那須凜)と人間の約束の鐘の音、この鐘の音が鳴っている間は、約束が守られている。
だが人間の傲慢さと欲の深さによって、鐘が鳴らなくなって約束が破られたとき…。

大正2年の夏、激しい日照りが続くとある地方の村に、諸国を旅する学士の山沢学円(入野自由)という男がやってきた。山沢はその村にある三国嶽の麓を歩いている途中、のどの渇きを覚えて、とある家にお茶をお願いし、お茶をめぐんでくれた娘・百合(瀧内公美)に問わず語りに話をしはじめる。
一昨年のこと、萩原晃(勝地涼)という自分の友人の学者が各地に伝わる不思議な物語の収集に出たまま行方知れずになり、その足跡を辿って諸国を旅しているのだと。

そこへ百合の夫という男が現れる。
その男こそ萩原であった。

久々の再会を喜ぶ山沢に、萩原は自分がこの地に住み着いたいきさつを語るのだった…。

(2023年5月2日~23日 PARCO劇場)

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