作品詳細

田中澄江原作の「母の舞う時」を映画化。田中澄江が脚本を手掛け、原研吉監督がメガホンを取った。踊り達者の芸者・菊奴が理由あって手放した我が子を慕い、20年もの間、涙に明け暮れ愛にもだえ苦しむ母の情愛が描かれる。芸者の菊奴を演じる木暮実千代が、離れ離れとなってしまった愛しい我が子の面影を偲んで舞う姿は必見。

新橋菊之家の菊奴は、踊りと男嫌いで通った芸者だったが、抱えの文江が愛人の、芸能新聞の記者瀬木の子を身ごもったと知ったとき、文江に早く腹の子を処分することを薦めた。それは彼女の過去に同じ経験があるからだった。十九年前花子と名乗って芸者で出ていた時、彼女は愛人山川にすてられその上二人の間の子供を、相手の夫人に取りあげられてしまったのだった…。

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