アントニーとクレオパトラ

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作品詳細

彩の国シェイクスピア・シリーズ第24弾。カリスマ的なローマの武将アントニーが巨大な権力と地位を犠牲にしてまで、エジプトの女王クレオパトラに愛をささげる物語。多くの海外公演を手掛けてきた蜷川幸雄が本作品で初の韓国公演に挑んだ。アントニー役には、ニナガワシェイクスピアでその実力を十二分に発揮し海外での評価も高い吉田鋼太郎。宝塚退団後も飛躍を続ける安蘭けいが、クレオパトラ役で初めての蜷川作品、初めてのシェイクスピアに挑戦。さらに池内博之、橋本じゅん、中川安奈、熊谷直実ら世界のニナガワならではの魅力的なキャストが集結した。

紀元前40年のローマ帝国。ジュリアス・シーザー暗殺後、マーク・アントニー、オクテヴィアス・シーザー、レピダスの三執政官による三頭政治がしかれていた。しかし、かつての名将アントニーは、エジプト女王クレオパトラの色香の虜となり遊興に耽っている。そんなとき、ローマにいる妻がオクテヴィアスと戦いを始めたものの病死してしまうとの知らせを受ける。アントニーはローマに戻り、亡き妻が原因できまずくなったオクテヴィアスとの仲を修復しようと、オクテヴィアスの姉オクテーヴィアと政略結婚する。しかし、それがクレオパトラを激怒させてしまう…。
(2011年10月1日~10月15日 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール)

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