作品詳細

親を慕う子の気持ち、子を思う親の気持ちがすれ違う切ない物語。

幼い頃生き別れた母親を探す忠太郎。ある日、偶然助けた老夜鷹から母親らしき人物の話を聞く。喜び勇んで訪ねるが、思い続けた母・おはまは、忠太郎を金目当てで名乗り出た渡世人としてしか取り合わない。自分の子は死んだ、とおはまに冷たく突き放された忠太郎は、瞼に描き続けた母の面影だけを残してあてのない旅へと踏み出すのだった…。

母に会える喜びが、一転失望にかわり、瞼の母をわざわざ消しにきた愚かさを悔やむ忠太郎。長谷川伸による股旅物の傑作。勘九郎(十八世勘三郎)の忠太郎に宗十郎の母・おはまで。

(1998年/平成10年4月・歌舞伎座)

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