新諸国物語 オテナの塔(前編)

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作品詳細

風祭六太夫はかつて蝦夷の代官であった時、土地の酋長オテナ・カムイの集落を襲い、彼を殺し財宝を奪った。そして今も代官の地位を利用して、民に重い年貢を課して苦しめ、極悪非道ぶりを発揮していた。カムイは死の直前に財宝の在処を書いたオテナの塔の巻物を部下に持たしたが、その後同じ蝦夷人のルシベ老人に巻物の半分を奪われてしまった。カムイの息子、雄鹿は六太夫の襲撃をまぬがれていたが、固く復讐を胸に誓い、日本にわたって自らを夜泣丸と名乗り、六太夫の命を狙いながら、六太夫一族の家や蔵を片っ端から荒らし、奪った財宝はことごとく貧しい人に分け与えるのだった。

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