菅原伝授手習鑑 寺子屋

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作品詳細

重厚な義太夫狂言の名作。忠義のため我が子の命を差し出す夫婦の思いは…。

寺子屋を営む武部源蔵は、かくまっている菅丞相の嫡子菅秀才の身替りに、今日寺入りしたばかりの子供の首を討って、首実検にやって来た松王丸に差し出した。だがその子こそ松王丸の一子小太郎。松王丸は菅丞相に敵対する藤原時平に仕えていたが、今こそ恩義のある菅丞相に報いようと、女房の千代と申し合せ、あらかじめ身替りになるように我が子を差し向けたのだった…。

幸四郎(現・白鸚)の松王丸に、三津五郎の源蔵、福助の戸浪、亀寿(現・亀蔵)の涎くり、彦三郎(現・楽善)の玄蕃、魁春の千代で。

(2013年/平成25年5月・歌舞伎座)

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