男はつらいよ 葛飾立志篇

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作品詳細

寅さんが決然と「己を知るために」学問を志す。その動機はなんと、美しきマドンナという不謹慎さ。喫茶店で寅さんが初対面の礼子に「何のために学問をするのか?」と質問をするが、それは旅先で出会った僧侶(大滝秀治)の言葉を鵜呑みにしたもの。マドンナに樫山文枝を迎え、映画やテレビの『日本沈没』で地震学者を演じていた小林桂樹が、役名も同じ田所先生として登場! 巻頭で寅さんを「瞼の父かも?」と、訪ねてくるのは、人気アイドルだった桜田淳子。シリーズ第16作。

かつて想いを寄せた女性の娘の面倒をみるうちに、学問の大切さが身にしみた寅さん。早速、新調の眼鏡をかけ、難しい書物を小脇に抱えて、柴又界隈を散策するインテリ寅さんに変身。ところが、そんな折、とらやに大学院で考古学を研究する礼子という美人が下宿することになったことから、向学心の熱もどこへやら、今度は礼子に恋の熱を上げてしまって・・・。

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