男女道成寺

作品詳細

道成寺の鐘の供養に現れた美しい白拍子桜子(仁左衛門)と花子(勘三郎)。奉納の舞を舞ううちに、桜子の烏帽子が取れ、左近という男の狂言師であることがわかるが、所化たちはそれならばなおのこと舞を続けるよう所望する。華やかな踊りを披露するうちに、形相がみるみる変わり、鐘の中に飛び込む左近と花子。実は、二人は叶わぬ恋の恨みから熊野詣の僧安珍を焼き殺した清姫の亡霊だったのでした。

おなじみの大曲「京鹿子娘道成寺」を、男と女の二人で踊るという趣向がユニークな「道成寺物」を、仁左衛門と勘三郎の豪華競演で。

(2007年/平成19年4月・歌舞伎座)

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