朱鞘仁義 鉄火みだれ桜

作品詳細

“昇り竜”“姐御”シリーズに続く“朱鞘仁義”シリーズ第一弾。一匹狼の流れ者、女博徒が一宿一飯の渡世の義理にしばられながら悪を斬ってゆく大型娯楽作。扇ひろ子が主題歌“ひとりぼっちの唄”のほかに、八木節など数々の民謡を披露。

昭和初期の上州高崎在、高政一家の賭場で負け続けの男、犬伏陽一に「鉄火場をなめちゃいけないよ」とさとして、札束を渡して去った朱鞘の愛は、流れ女博徒で、いまや渡世の貫禄を十分に身につけていた。その一件がもとで高政を去った愛は、昔、命を助けた松宮精二をたずねて、富岡へやって来た。懐かしがる精二はその喜びもつかの間、海津組の山人足と組員のいざこざにまきこまれ、恋女房のたねを残して殺害されてしまった…。

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