<シネマ歌舞伎>『野田版 桜の森の満開の下』

作品詳細

現代演劇界を代表する奇才・野田秀樹が坂口安吾の小説「桜の森の満開の下」と「夜長姫と耳男」を下敷きに書き下ろした伝説の舞台『贋作・桜の森の満開の下』。1989年に“劇団 夢の遊眠社”により初演されて以来、安吾作品のエッセンスを随所に散りばめた壮大な戯曲、恐ろしいほど妖しく圧倒的に美しい世界観が多くの演劇ファンの心を奪い、常に上演を望む声が聞かれるこの作品が、2017年ついに歌舞伎として新たに生まれ変わった!野田秀樹と中村勘三郎が歌舞伎として上演することを約束していた作品でもある本作。シネマ歌舞伎としてさらにその魅力を色濃くした『野田版 桜の森の満開の下』の世界をご堪能あれ!

深い深い桜の森。時は天智天皇が治める時代。ヒダの王家の王の下に、三人のヒダの匠の名人が集められる。その名は、耳男、マナコ、そしてオオアマ。ヒダの王は三人に、娘である夜長姫と早寝姫を守る仏像の彫刻を競い合うことを命じるが、実は三人はそれぞれ素性を隠し、名人の身分を偽っているのだった。そんな三人に与えられた期限は3 年、夜長姫の16 歳の正月まで。やがて 3 年の月日が経ち、三人が仏像を完成させたとき、それぞれの思惑が交錯し…。

(上演:2017年/平成29年8月・歌舞伎座/公開:2019年/平成31年4月)

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