新薄雪物語 序幕 <字幕付>

作品詳細

寛保元年(1741)5月に、大坂竹本座で人形浄瑠璃として初演されたこの作品は、同年すぐに歌舞伎でも上演された。題材は近世前期に流行した恋愛小説「薄雪物語」と「新薄雪物語」から取っているが、二作の大枠を借りながら大きく脚色されている。作者は黄金期の竹本座を支えた文耕堂、三好松洛ほかで、現在上演されている舞台は、原作の上の巻にあたる「花見」から中の巻の「合腹」まで。序幕「新清水花見の場」はさくら満開の清水寺の境内で、園部兵衛の子息・左衛門と幸崎伊賀守の息女・薄雪姫が、歌に事寄せて偲びあう約束をする場面。<字幕付>

(2008年/平成20年6月・歌舞伎座)

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