藤娘<字幕付>

作品詳細

華やかで可憐な長唄舞踊を歌舞伎座さよなら公演から。

松の大木のもとに、塗笠をかぶり藤の枝を手にして現れた藤の精。愛らしい娘姿で男心のつれなさを名所「近江八景」によそえて踊る。そして娘の恋を艶やかに踊り、松を好きな男にみたてて差しつ差されつ盃を交わすうち、やがてほろ酔いの姿に。続いて気分を変えるように賑やかな手踊りを舞い、やがて日も暮れいつしかその姿を消すのだった。

(2010年/平成22年4月・歌舞伎座)

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