作品詳細
作品名
タイトル
野のなななのか
放送日時
9月20日(金) 午前9:30 - 午後0:30
本編尺
172分
製作国
製作年
2014年
監督・脚本
プロデューサー
原作
名匠・大林宣彦監督が北海道芦別市を舞台に描いた人間ドラマで、2011年の監督作「この空の花 長岡花火物語」の姉妹編ともいえる作品。ひとりの老人の死によって郷里へ集まった家族の姿と、その老人の人生に大きな影響を及ぼした戦争体験を通し、3・11以降の日本再生のあり方を問う。
雪の北海道芦別市、現代。風変わりな古物商《星降る文化堂》を営む元病院長、鈴木光男(品川徹)が92歳で他界した。散り散りに暮らしていた鈴木家の面々が葬式のために古里・芦別に戻ってくる。そんな中、謎の女・清水信子(常盤貴子)が現れる。
「まだ、間に合いましたか――?」。不意に現れては消える信子により、次第に光男の過去が焙り出される。1945年8月15日以降も戦争が続いていた樺太で、旧ソ連軍の侵攻を体験した光男に何が起きたのか? そこには信子が大切にしていた古本の、最初の持ち主である少女・綾野(安達祐実)の姿もあった。果たして信子と綾野の関係は? 明らかになる信子の正体とは? 生と死の境界線が曖昧な“なななのか(四十九日)”の期間に生者も死者も彷徨い人となり、やがて家族や古里が繋がっていることを学び、未来を生きようと決意をする。
放送スケジュール
(C)2014 芦別映画製作委員会/PSC