藤圭子・わが歌のある限り

作品詳細

『涙の流し唄 命預けます』に続く、藤圭子主演第2作。

藤圭子(藤圭子)の初のリサイタルが開かれた。華やかなフット・ライトと、割れるような拍手の中で歌いながら、圭子はこれまでの長い道のりを回想した。北海道旭川、父は浪曲師・松平国二郎(長門勇)、母はその曲師・澄子(扇千景)。圭子が5歳の時、一家は炭鉱、飯場を興業して歩いた。圭子は小学校5年になった。国二郎は、もと弟子の左官職の下働きをし、澄子は料理屋で三味線を弾いて食っていた。しかし、貧乏に変わりはなかった。そんなある日久しぶりに国二郎が舞台に立つことができた折も折、母の眼が見えなくなった。穴埋めとして圭子は初舞台を踏んだ。

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