落第はしたけれど<新音声版>

作品詳細

卒業しても就職できない学友を尻目に学生生活をエンジョイしている落第生が主人公の作品。パントマイムによるギャグの組み合わせといった表現は精妙で、滑稽な身ぶりや歩き方をして笑わせるのは、米映画のカレッジ・コメディ『ロイドの人気者』(1925年)の影響がみられる。卒業を目前に控えた学生たちの悲喜こもごもを騒がしい雰囲気の中に描き出した傑作コメディ。\t

学生の高橋(斎藤達雄)らは、試験地獄と闘っている。試験の1日目に、彼らはカンニングしようとするが失敗する。その夜、高橋は今度こそはと解答を自分のシャツに書いたが、下宿のおばさん(二葉かほる)がそれを洗濯屋に渡してしまう。結局、彼らは落第してしまうが、卒業した連中も職が見つからず学校にまた戻りたいと思う。そして、高橋たちは新学期を迎えて再び大学の門をくぐるのだった。

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