伊豆の踊子(1960年)

作品詳細

川端康成の同名小説の、三度目の映画化で、「美貌に罪あり」の田中澄江が脚色し、「手さぐりの青春」の川頭義郎が監督した。高校生と旅芸人の乙女との、美しくもいじらしい“ある恋の物語”

昭和の初め、春浅き伊豆路をゆく疲れた足どりの一行があった。中年女のたつ(桜むつ子)に、娘の千代子(城山順子)、その愛人栄吉(田浦正巳)、千代子の異父妹薫(鰐淵晴子)、それに傭いの踊子百合子(瞳麗子)で、彼らは旅芸人だった。その同じ道を、一高生の水原(津川雅彦)と友人坂本(戸塚雅哉)が修善寺をさして歩いていた。その夜、宴会の席に出た薫は、官吏の客に無理やり盃をさされ困惑しているところを同宿の水原に助けられた。翌日、後になり先になり天城越えをする薫と水原のむつまじい姿がみられた。そんな二人に百合子が嫉妬の目をむけ…。

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