舞台「夏の砂の上」

作品詳細

劇作家・演出家の松田正隆が、自身の生まれ育った長崎を舞台に描き、1999年読売文学賞戯曲・シナリオ賞を受賞した代表作のひとつ『夏の砂の上』を、現代日本演劇界を代表する演出家・栗山民也が現代に投げかける。

ある地方都市、坂のある街。坂にへばりつく家々は、港を臨む。港には錆びついた造船所。夏の日。
造船所の職を失い、妻・恵子に捨てられた小浦治のもとに、家を出た恵子が現れる。恵子は4歳で亡くなった息子の位牌を引き取りに訪れたのだが、治は薄々、元同僚と恵子の関係に気づいていた。その時、治の妹・阿佐子が16歳の娘・優子と共に東京からやってくる。阿佐子は借金返済のため福岡でスナックを開くと言い、治に優子を押し付けるように預けて出て行ってしまう。治と優子の同居生活が始まる。

(2022年11月3日~11月20日 東京・世田谷パブリックシアター ほか)

※放送の映像は、配信版とは別編集バージョンとなります。
※本編終了後には田中圭、西田尚美、山田杏奈のスペシャルインタビューも放送。

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