四季三葉草

作品詳細

翁、千歳、三番叟が登場し、それぞれの座に就くと翁がおごそかに舞い始め、四季折々の花を読み込みながら千歳とともに連舞となります。そして三番叟が鈴を手に五穀豊穣を祈り、拍子を取りながら軽快に踊ります。最後は三人そろってめでたく舞納めるのでした。

数多くある「三番叟物」の一つで『式三番叟』の語音をもじり、四季の花々が詞章に巧みに織り込まれた晴れやかな襲名を祝う舞台に相応しい舞踊です。
清元の艶やかさを生かしながら荘重さの中に軽妙さを織り込んだご祝儀曲で芝翫襲名を祝う。梅玉の翁、千歳に扇雀、三番叟に鴈治郎で。

(2016年/平成28年11月・歌舞伎座)

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