お江戸みやげ

作品詳細

梅の花ほころぶ湯島天神の茶店で仕事帰りに一服する結城紬の行商人のお辻とおゆう。倹約家のお辻だが、おゆうに誘われ酒を飲むうちにすっかりいい気分になっているところに、舞台終わりで茶店にきた市川紋吉から、今評判の阪東栄紫の「櫓のお七」を観るよう薦められる。観劇後、お辻は栄紫にすっかり心奪われていた…。

対照的な性格のお辻とおゆうのやりとりが楽しい川口松太郎作の人情味溢れる物語。お辻は七世芝翫の当り役であり、七世中村芝翫十年祭の本公演で芝翫が初役でお辻を勤めた。

(2021年/令和3年9月・歌舞伎座)

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