男はつらいよ 寅次郎と殿様

作品詳細

サイレント映画時代から昭和二十年代にかけて時代劇のヒーロー“鞍馬天狗”を演じ続けた剣劇スター・嵐寛寿郎をゲストに迎え、渥美清と珍妙かつ絶妙なやりとりを繰り広げる。寅さんが大洲の旅館で出会う、美しきマドンナ鞠子に真野響子。殿様の侍従を演じた三木のり平のおかしさは、まさしくベテラン喜劇人ならではの味。夫に先立たれ、その想い出を胸に、懸命に働きながら、幸せを求めるヒロイン。殿様をめぐるエピソードの微笑ましさの中に、父と息子の嫁の、血が繋がらないがゆえの心の交流の美しさが繰り広げられていく。シリーズ第19作。

伊予の国は大洲の町で、寅さんが出会ったのは、なんと、大洲藩主の末裔・藤堂久宗。その久宗にお世話になった寅さんは、久宗の死んだ息子の嫁・鞠子を探すことを安請け合いして別れるが、数日後、約束を真に受けた久宗が上京。あわてて、寅さんは鞠子探しをはじめるが、そこへ、今度はこれも大洲で知り合った女性が訪ねてくる。

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