音楽劇「銀河鉄道の夜2020」

作品詳細

宮沢賢治の永遠の未完成の傑作「銀河鉄道の夜」。KAAT神奈川芸術劇場の芸術監督・白井晃が再び向き合いたいと願い続けた作品が四半世紀の時を経て、KAAT 10周年のキックオフとして上演。本公演は1995年青山劇場開館10周年記念事業として上演された「イーハトーボの音楽劇『銀河鉄道の夜』」を新たなプロダクションとして再生したもので、初演当時、青山劇場で上演されると大きな話題を呼び、宮沢賢治生誕百年の翌年には、早々に再演された作品。初演当時のクリエイティブスタッフが再集結、さらに新たなクリエイティブスタッフを加え、2020年にふさわしい「音楽劇『銀河鉄道の夜2020』」が誕生した。
孤独な少年ジョバンニ役は、2012年のデビュー以来、多くの東宝ミュージカルなどで活躍する木村達成。本作がストレートプレイ初挑戦となる。ジョバンニと一緒に銀河鉄道の旅をするジョバンニの幼馴染のカムパネルラには、2019年は映画3本、2020年はドラマ4本に出演し進境著しい劇団EXILEの佐藤寛太、ジョバンニの学友ザネリ・青年には、谷賢一や森新太郎といった演出作品をはじめ、数々の舞台にも出演する宮崎秋人、男(ケンジ)には、多くの映画やTVドラマで活躍、舞台では白井晃演出の「溺れた世界」「No.9」にも出演し白井からの信頼も厚い岡田義徳。アメユキは、青山劇場での初演・再演で作詞・作曲に加え、精霊・アメユキ役で出演したシンガーソングライターのさねよしいさ子が演じる。

(2020年9月20日~10月4日 KAAT神奈川芸術劇場)

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