<シネマ歌舞伎>『東海道中膝栗毛』

作品詳細

お馴染みの弥次さん、喜多さんの珍道中を2016年8月に歌舞伎座「八月納涼花形歌舞伎」で幸四郎と猿之助が勤め、上演された『東海道中膝栗毛』をシネマ歌舞伎化。十返舎一九による原作の世界観を生かしながら、日本に留まらずラスベガスまで及ぶ2人の旅を描き、多彩な顔ぶれによる出演はもとより、宙乗りや本水の立廻りなど歌舞伎ならではの趣向が客席を大いに沸かせた傑作喜劇。

家督を守り、母の病気平癒を伊勢神宮に願うため、信夫の領主梵太郎と御伴の政之助は、不安を口にしつつも決意を新たに旅立っていく。一方で、冴えない弥次喜多の2人は、長屋へ帰って一杯やっているところへ借金取りが現れるので大慌て。暗闇の中、偶然にも大金を手にし、お伊勢参りに向かうことに。東海道の茶屋で弥次喜多の2人と梵太郎主従が出会い、4人で旅をすることに。道中で一行は、ラスベガスに辿り着いたり怪奇現象や盗賊の一味、闇金にも襲われる。艱難辛苦を乗り越えて、やっとの事で伊勢参りを果たすが…。

(上演:2016年/平成28年8月・歌舞伎座/公開:2017年/平成29年6月)

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