平家女護島 俊寛

作品詳細

平家全盛の世。清盛打倒の密談が発覚し、俊寛僧都、丹波少将成経、平判官康頼の三人は絶海の孤島鬼界ヶ島に流罪となった。ある日、成経と島の海女千鳥の婚礼を祝っていると都から赦免船が到着し、一同は乗船を許される。しかし千鳥の同道は許されず、更に愛妻の死を知った俊寛は、争いの果てに上使の瀬尾を斬り捨て、自らが千鳥に代わって島に残る決意をする…。

勘三郎の俊寛、勘太郎(現・勘九郎)の成経、七之助の千鳥、左團次の瀬尾、梅玉の丹左衛門尉基康で。

(2010年/平成22年2月・歌舞伎座)

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