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衛星劇場オンデマンド 松竹新喜劇

衛星劇場オンデマンド 松竹新喜劇
松竹新喜劇の舞台がオンデマンドで配信!!「はるかなり道頓堀」(平成27年11月 大阪松竹座 舘 直志 作/平戸敬二 脚色/大場正昭 演出)など13作品を大好評配信中!!
平成二十七年度  第70回文化庁芸術祭演劇部門(関西)大賞受賞「はるかなり道頓堀」平成27年11月 大阪松竹座 舘 直志 作/平戸敬二 脚色/大場正昭 演出

 道頓堀が出来て四百年余り。賑やかなのは今も昔も変わりませんが、その昔は道頓堀には芝居小屋が建ち並び、中座・角座・浪花座・弁天座・朝日座の五座が隆盛を誇り、人通りが増えるにつれ川岸沿いに客目当ての茶店が軒を並べていたそうです。その数が四十八軒にもなり芝居茶屋は、いろは茶屋とも呼ばれていたそうです。
 この芝居はそういった良き時代 ——— 昭和初期に端を発し、昭和三十六年頃までの三十余年間の道頓堀と、そこに働く芝居人たちの人生の明暗を浮き彫りにしたものです。
 さて、舞台は昭和初期の芝居茶屋「松嶋」。ここで働くお茶子のお初とおきく姉妹。お初には亭主がおり、この亭主平吉も同じ松嶋で男衆として働いていました。
 当時の芝居茶屋は今風に言うところの、さしずめプレイガイドとでも申しましょうか、切符の世話から観客の湯茶や飲食の接待まで致しました。そしてこの仕事に直接当たっていたのがお茶子です。芝居の当事者は勿論、観客にとっても欠くことのできぬ大切な人たちなのですが、社会的にはそう恵まれていなかったようです。
 「たかがお茶子風情が…」と云ったような言葉がよく聞かれたそうです。 そのお茶子のおきくが、当時、飛ぶ鳥を落とすほどの勢いで人気急上昇の若手役者ナンバーワン青柳啓二郎の子供を身ごもったのですから、事はおだやかではありません。
 無論、このことはおきく一人の秘密で、当の青柳すら知らないのですが、彼女の身体の異常に先ず松嶋の女将おますが気付き、姉のお初の知るところとなりました。
 おきくの相手の男が青柳啓二郎だと知ったお初の驚き様は云うまでもありません。 彼女は平吉と夫婦になる前、秘かに青柳の美しい舞台姿に惹かれ、ときめきを憶えたことがあるからです。おきくはもともと身体は弱いが、お茶子には勿体ない程の器量よし、と噂された女です。
 いま売り出し中の青柳啓二郎とお茶子風情のおきくとが…と信じ難かったお初も、青柳とおきくの仲は頷けぬこともありません。
 「おきくの相手は誰や」と女将に詰問されたお初は、「相手の男は平吉だす」ととっさにいってしまいました。
 「そ、そんな阿保な!!」慌てたのはその場に居合わせた夫の平吉。口もきけないほど動転するのでした。 お初の咄嗟の嘘で青柳の人気には傷がつかなかったのですが、どうにもこうにもやり切れないのは平吉です。周りからは罵られ挙句、松嶋からもヒマを出されてしまったのです。おきくは人知れず青柳の子供を産むと消えるように息をひきとってしまいました。
 それから三十余年の歳月が流れ…おきくの産んだ子は、お初と平吉の子供として成長していたのです。そんなとき東京の劇場で青柳啓二郎倒れる≠フニュースが流れたのです。


仕出し屋出前持…塩の屋きくお
松島のおちょぼ お花…西田留美
同 娘 お静…千草明日翔
同 女将 おます…大津嶺子
同 お茶子 お初…川奈美弥生
客 大沢ぎん子…渡辺凜賀
青柳の番頭 米本…曽我廼家文童
お初の妹(お茶子)おきく…桑野藍香
松嶋の男衆(お初の亭主)平吉…渋谷天外
かき船の客 甲田…都築謙次郎
同 乙川…甲斐正法
同 丙山…森光冬
同 仲居 おけい…戸田ルナ
若い役者 青柳啓二郎…藤山扇治郎
同 瀬川栄之助…胡蝶英治
棹竹売…竹本真之
近所の女房 おかね…紅壱子
近所の手伝い職 山本…中川雅夫
劇場の男 石田…植栗芳樹
手伝いの男 助次…藤田功次郎
煙草を買う客…関口義郎
菊二郎の知人…市田…山本和孝
その新妻 雅子…前田絵美
菊二郎…藤山扇治郎
婚約者 石井妙子…成瀬綾乃
青柳のマネージャー 安川…曽我廼家八十吉
青柳婦人 百合江…井上惠美子
ぎん子の夫 加藤寅吉…小島慶四郎
道頓堀の通行…中谷容子
同…奥山陽子
その他大ぜい
「堀江川」「裏路地」「丘の一本杉」「色気噺お伊勢帰り」「お祭り提灯」「愚兄愚弟」
「お種と仙太郎」「ふるさとに橋あり」「浪花の夢」「宝の入船えくぼ」
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