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Special Interview 原日出子 悠子は息子が元気になったことを信じたいんです

原日出子

木家の母・悠子はどんな女性?


「今時の仕事と家事を両立させているような母親像ではないです。子育てをして、朝昼晩ご飯を作って、あまり外に出ないタイプ。私たちの親の世代のお母さんみたいにおウチの中が自分の世界のような人ですね。私も女優という仕事をしてますけど、家に帰れば普通のお母さんなので、変に芝居をしようとは思わなかったし、感情移入しやすかったです」


息子である浩一の死にショックを受けて記憶を失った悠子の笑顔を守るために「鈴木家」の面々が嘘をつきますね。


「悠子自身も、本能的に嫌なことを忘れようとしているんですよね。自分にとって都合のいいことだけを信じようとしている。元気になった息子が働いているのであれば、自分も早く体を治して会いに行こうって本気で思っているんですよ」


どこかに、息子に対しての負い目のようなものがあるんでしょうか?


「父親は病院へ連れていくために息子を無理やり外に連れ出し、妹は妹で兄とケンカをして傷つけるような言葉をぶつけてしまった。それぞれが浩一の死に責任を感じる中、悠子には息子を追い込んだ明確な理由がないんです。彼女の罪は、浩一の感情に気付くことなく、自分の手元に置いていることで安心して、サラッと日常を過ごしていたところ。息子を失って初めて気付いた悠子は、そんな自分が許せないんでしょうね」


家族を失っても日常は続くという意味で時折出てくる食事のシーンが印象的。


「お葬式から帰って来て、簡単に済ませようと店屋物を食べるシーンなんてリアルですよね。浩一の死は誰のせいでもないし、誰にも理解できないんです。でも、残された家族はそれぞれの人生を生きて行かないといけない。そのためには、どこかで区切りをつけて、新たに歩き出すことが必要なんだろうなと思います」



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