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Special Interview 二代目松本白鸚&十代目松本幸四郎&八代目市川染五郎 高麗屋に息づく挑戦者の魂を受け継ぎ、三代でさらなる芸の高みに挑んでいく

二代目松本白鸚&十代目松本幸四郎&八代目市川染五郎

左から八代目市川染五郎、十代目松本幸四郎、二代目松本白鸚

平成30年1月、歌舞伎座130年の記念すべき幕開けに、37年ぶりの高麗屋三代襲名披露が行われ、新たな白鸚、幸四郎、染五郎が誕生します。二代にわたる親子孫の同時襲名は歌舞伎界初の慶事。三人がそれぞれの心境を語りました。


初代松本白鸚、九代目松本幸四郎、七代目市川染五郎の襲名以来、37年ぶりの高麗屋親子三代襲名披露となる。「こうした慶事を二度にわたって実現できることは奇跡に近い思い」と新・白鸚は感無量の面持ちだ。


「36年間名乗ってきた幸四郎に別れを告げるわけですが、寂しさや心残りはございません。正直、感慨に浸っている暇はなく、すでに二代目白鸚として精進していく決意でいっぱいです」ときっぱりとした表情を見せる。


息子の新・幸四郎は、1月の公演で『車引』の松王丸、『勧進帳』の弁慶を、そして2月には『熊谷陣屋』の直実を演じる。


「いずれも大役で、一番高いハードルから幸四郎をスタートすることになりますが、これほど幸せなことはありません。『私は松王丸、弁慶、直実を演じるべき役者である』と自分に暗示を掛け、高麗屋の十代目幸四郎であることを意識して勤めさせていただきたい」と意欲を燃やす。


新・染五郎の成長も著しい。「この一年、徐々に襲名の実感が湧いてきて、染五郎の名前を父から継ぐ責任と覚悟に変わってきました」と緊張感を漂わせる。


襲名は人間の魂の受け渡しであると新・白鸚は言う。そうした想いを、息子の新・幸四郎も同様に抱いているのだろう。


「責任は重大ですが、名前を背負うのではなく、高麗屋に代々存在し続けてきた精神をしっかりと受け継いで、生きた歌舞伎としてご覧にいれたい」と語る。


その意気や良しと、顔をほころばせる新・白鸚が微笑ましい。


「襲名の会見の折り、息子は『これまでの自分が多少でも認めてもらえた証拠であればうれしい。私は私の幸四郎をつくります』と述べています。こんなシビアな後継者は見たことがない(笑)。私はそれを親として潔く感じ、清々しい思いでバトンタッチができました」


高麗屋は挑戦者の血筋と語る新・白鸚。新たな名前でさらなる芸の高みに挑む親子三代の活躍に大いに期待したい。



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