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衛星劇場 Presents イベントレポート 映画・韓流・舞台など、衛星劇場のイベントを中心に当日のステージや会場の様子を写真と共にご紹介!

2016年11月19日

「大林宣彦のいつか見た映画館」書籍化記念トークショー付上映イベント

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大林宣彦監督(左)、常盤貴子(右)

2016年11月19日、東京・シネマヴェーラ渋谷にて「大林宣彦のいつか見た映画館」書籍化記念上映イベントが行われました。衛星劇場の看板番組のひとつ「いつか見た映画館」は2016年で放送8年目に突入。これまでに大林監督が“後世に語り残したい映画”として番組内で紹介してきた名作の背景や制作秘話などを、上下巻合わせて約1300ページに凝縮し、書籍版として刊行されました。

番組の経緯について大林監督は「この番組の初代プロデューサーから『テレビで数々の名作を伝達されてきた淀川長治さんの亡きあと、もう一度そういう番組を作るには大林さんしかいない』と引っ張り出されて、早8年が経ちました。書籍の中では、戦前から敗戦後の1960年代までの映画を集中的に紹介しておりますが、すべての映画は糾える縄の如く繋がっていると感じます」と説明。

この日のイベントでは、名匠・小津安二郎監督が20代の頃に手掛けたサイレント映画『突貫小僧』の現存最長版(京都で発見された、ほぼ完全版といえる貴重な作品)を上映。アフタートークに大林監督と『野のなななのか』、そして9月に撮影を終えたばかりの佐賀県唐津市を舞台にした大林監督の新作『花筐(はなかたみ)』に出演した女優の常盤貴子さんが登場し、小津作品について熱く語り合いました。

常盤さんは「女優でやって行こうと思った10代の後半に小津監督の作品をまとめてみましたが、10代の私には全く分かりませんでした」と素直に告白。しかし次第に、小津監督が主張する“俳優は素材”という演出論に理解を深めていき、「今は自分の考えより、監督の求めるものを考えるようになりました。難しいですが、どんどん楽しくなっています」と女優としての飽くなき向上心を明かしてくれました。

大林監督は『突貫小僧』について、「キャメラが動いていないため、のちの小津さんの片鱗が見えるようだけど、その頃の小津は移動撮影の名手で、実は4日くらいで撮った映画なので、キャメラを動かしている暇がなかったのではないか、“突貫作業”で作ったから『突貫小僧』という題名なんじゃないかな」と会場の笑いを誘っていました。

貴重な『突貫小僧〜現存最長版〜』は衛星劇場にて1月に放映。トークショーの模様と合わせてお送りいたしますので、是非ご覧ください。

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