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| 1−20 | 21-40 | 41-60 | 61-80 | 81-100 | 101-120 | 121-140 | 141-163 |

第141話

  ピルドに「どなただ?」と聞かれ、クムスンが答えられずにいると、テワンが「俺の先輩で、クムスンと同じ美容室にいるんだ」と助け舟を出す。家に帰ってから2人だけになると、テワンはクムスンに「親父のためにかばっただけ。なるべく早くジョンワンの家から出て行け」と言い渡す。
ソンランはシワンに会い、「ウジュを預かるって言ったって?」と問うと、シワンは「父親になる準備がまだできていなかっただけ。頑張るよ」と答える。ソンランは「ありがとう」と涙を流す。2人が家に帰ると、クムスンが抱きついてソンランを歓迎する。
ソンランは翌朝、早起きして米をとぐ。ジョンシムがソンランを見て目を吊り上げると、ソンランはひざまずいて許しを請う。クムスンもソンランに加勢する。シワンも出て来て、ソンランの隣でひざまずく。テワンも「離婚はひどすぎる」と兄夫婦に味方する。
クマの母スンジャが産婦人科へ行ってみると、やはり妊娠8週目。検診に来ていたジョンシムと鉢合わせし、妊娠がバレてしまう。
クムスンはジェヒの家へ正式に挨拶しに行く。ジェヒと2人でひざまずいてミジャに結婚の許しを請うが、ミジャはクムスンを大声で侮辱する。カッときたジェヒはクムスンの手をひき、「家を出て結婚する」と言い、家を飛び出す。「何か私に取り柄があったらよかった」と笑うクムスンに、ジェヒは申し訳なく思う。
   
 
第142話

  ジェヒはクムスンに、「子供を作れば手っ取り早く母さんを説得できる」と言い出す。クムスンは怒って、ジェヒをぶつ。
クムスンはジェヒと別れた足で、美容院へユン・デザイナーに会いに行く。これまで世話になったお礼にピアスをプレゼントし、近況報告などをする。ウンジュにも挨拶する。
ミジャはスーパーで、ギジュンとヨンオクにバッタリ会うと、大声で「お宅とは不吉な縁」「常識がない」などとなじる。あまりの剣幕に人が集まりだし、ギジュンとヨンオクは気まずい思いをする。ミジャは帰宅すると、ジェヒにも「いつから母さんはそんな醜い人になったんだ」と言われてしまう。ジェヒはミジャにひざまずき、許しを請う。
ソンランは会社を休み、料理本を見ながら昼食の準備をするが、ジョンシムに「食べたくない」とお膳をひっくり返されてしまう。家を飛び出すジョンシムをピルドは追いかけ、「本人たちが愛し合っているのに離婚させられない。こんなふうに3人の息子を1人1人失うなんてイヤだ」と、ジョンシムを説得する。
クムスンの祖母はヨンオクに会い、お金を受け取る。祖母の気持ちはやわらいでいる。
クムスンはフィソンを連れ、ジェヒと3人で楽しい夕食をとって帰る。しかし、家の前ではテワンが待っていた。「どこへ行っていた。恋愛するなら外でしろ。出て行け」と怒鳴る。そこへピルドとジョンシムが帰って来る。
   
 
第143話

  「出て行けってどういうこと?」と両親に聞かれたテワンは、「毎日帰りが遅いから」と取り繕う。クムスンは「1日中何をしてるの?」とジョンシムに聞かれ、「美容院を辞めたので、新しいところを探している」と説明して無事に過ぎる。が、夕食を用意していたソンランに、クムスンが「食べてきた」と謝ると、フィソンが「おじさんと一緒に」とポロリ。じょじょに、秘密にしていられない雰囲気になっていく。
シワンは両親の部屋に、また許しを請いにいく。「ウソをついてソンランを連れて来たのに、今になって彼女を捨てたら、そんな自分を一生許せない」とシワンは説明する。
ジェヒの家では、ジェヒがクムスン親子と3人で写った写真を見つけたミジャが、打ちのめされる。ジェヒは「息子に会うのは当然だろ」と悪びれない。
クムスンの実家では、祖母がスンジャの妊娠を暴露。夫サンドは「希望の光が差し込んできた気分だ」と手放しで喜ぶものの、クマにはやはりショックだった。
翌朝、ノ家では朝食の席で、ピルドが「子どもを連れてきなさい」とソンランに告げる。ソンランとシワンは両親に感謝し、抱き合う。クムスンは「落ち着いたようだから」と、今夜、両親に話すとテワンに告げる。
クマの母スンジャは、ノ家に借りていたお金を返しに行く。家に帰ると、クムスンとジェヒが正式に挨拶に来る。
一方、ノ家には、ミジャがクムスンの義父母に会いに来る。
   
 
第144話

  ミジャはクムスンの義父母に、自分がクムスンの美容院の院長として目をかけてやったのに、クムスンが息子と交際を始め裏切られた気分だと言いつけ、3人で撮った写真も見せる。義父母のピルドとジョンシムは呆然とする。
ヨンオクの家では家族揃った席で、ウンジンにクムスンのことを詳しく話して聞かせる。クムスンが恵まれない環境で育ったと知ると、ウンジンは「それを知ってて、よくもママは……」と不信感をあらわにする。
クムスンの実家では、サンドとクマも帰宅し、全員が揃う。ジェヒがあまりにかしこまっているので、みんな驚きつつも、「おめでとう」と祝福する。スンジャの妊娠も話題にのぼり、お祝い気分に。祖母はジェヒの手をとり「ありがとう」と言う。
ノ家ではジョンシムもピルドも、これまでのクムスンの言動を思い出し、ジョンシムは「だまされてたんだ」と言い出す。
休暇をとっているソンランは、買い物ついでにシワンに会い、「10日後には子どもを送りたいと言われた」と告げる。家は出るよう言われていた2人は、新居探しを急ぐことに。
ジェヒはクムスン親子をおもちゃ屋に連れて行く。クムスンは優しくフィソンに接してくれるジェヒがうれしいが、今夜、義父母にジェヒのことを話すつもりだった。「しばらく連絡できないかもしれないけど待ってて」と告げると、ジェヒは「罪を犯したわけじゃないんだ。胸を張って話せ」と、クムスンを気づかう。クムスンはガチガチになっていた。
帰宅すると、家族全員が揃うなかで、ジョンシムがいきなり、「どこに行ってきたの?」ときつい口調で問いただす。そして、ジェヒと3人で写した写真をクムスンに示す。
 
 
第145話

  義父は昼間ミジャが来て写真をおいていったと告げ、義母は「よくもジョンワンの家に住みながらほかの男と会ってたわね」と責め立てる。クムスンは泣いて謝る。テワンは「亭主が生きてて浮気したんじゃないだろ」とかばうが、シワンも冷ややかになる。ソンランは「縛りつける気はないんでしょ。実の妹ならどう?」とシワンに問う。
帰宅したジェヒは、写真がないことに気づき母ミジャに問う。ミジャが「あるべき家に戻した」と開き直ると、ジェヒは「本当に俺の母さんなの?」と呆れ、悲しむ。
翌朝、クムスンが朝食の準備にかかると、義母が「やる理由も必要もない」とクムスンから家事をとりあげる。義父母はクムスンが準備した昼食も食べず、挨拶しても無視だ。
クムスンは義母に「叔母さんがお金を返しに来た」ともなじられたので、祖母に電話して確かめる。祖母は涙声のクムスンを心配する。
ジェヒのギプスがとれる。が、まだ指はうまく動かないようだ。
ウンジンは家族と食事をとろうとせず、姉ウンジュにクムスンの連絡先を教えてもらう。
1日、孤独に耐えたクムスンは、夜になり義父母の部屋に話をしにいく。
 
 
第146話
 
  クムスンは許してくれるなら結婚したい、と涙を流す。義父母は言葉が出ない。
ソンランが買い物から帰宅すると、家の中は真っ暗。部屋にいたクムスンが「結婚したいと話した」と打ち明けると、ソンランは「若いんだから出会いがあって当然」と慰める。
ジェヒはクムスンを心配してメールを送る。それを読んで、クムスンは励まされる。
翌朝、義母ジョンスンがいなくなっている。1人、漢江沿いに座り考えていた。
シワンはソンランからクムスンの結婚話を聞き、ショックを受ける。テワンの部屋に相手がどんな男か聞きに行き、離婚暦のない医者だと知る。テワンは「変な男もイヤだけど、立派なヤツでもイヤだな」と、ため息。しかし、テワンは以前から知っていただけに、「認めてやるしかないだろ」と受け入れている。
クムスンの叔母スンジャは、クムスンを心配する義母ジョンスンに「うまくいきますよ」と珍しく優しい言葉をかける。祖母はギョッ。ジョンスンが優しいのは胎教のためだった。
ジェヒはリハビリの後、フィソンに会いたくなり保育園へ。フィソンを迎えに来たジョンシムは驚きジェヒを無視し、フィソンをサッサと連れ帰る。クムスンを心配してノ家の前まで来たクムスンの祖母ジョンスンにもよそよそしい。家に入ると、クムスンに「フィソンを置いて今すぐ出ていって」と言い渡す。
 
 
第147話
 
  義父ピルドは妻ジョンシムを「休め」となだめる。ジョンシムは「保育所にあの男がいた。フィソンはジョンワンの子なのに」と興奮している。クムスンはフィソンを置いて出ることになるのか、と不安になる。
義父母の部屋に、クムスン以外の家族全員が揃う。テワンは「もう十分だろ。認めるだけだ。相手の男の人間性は悪くない」と、母親をなだめる。シワンも同意。ジョンシムは「フィソンさえ置いていけばいい」と、無茶を言い続ける。
義母にフィソンの布団を持って来てと頼まれたソンランは、クムスンの部屋に取りに行く。ますます不安になるクムスンを、ソンランは「元気出してね」と励ます。
ジェヒは心配で、ノ家の前まで様子を見に行く。ちょうどテワンが出て来る。ジェヒは「いい父親になる。男の子には父親が必要。僕にも父親がいないから骨身にしみている」と訴えるが、テワンに「家族も説得できないくせに」と言われてしまう。
ジェヒは帰宅すると、また母ミジャを説得にかかる。ミジャは「どんな愛も時間とともに消える。うんざりするような現実だけが残るの」。ジェヒはショックを受け、「じゃあ、俺を産んで後悔してるの? もし後悔してるならクムスンと別れる」と言う。
翌朝、義母がまだフィソンに執着しているのを見たクムスンは、改めて義父母に「この家を離れたくなくて必死に我慢したけど、彼がケガをしたと聞いた瞬間、どうしようもなくなった」と、涙ながらに謝る。義父母の頑なな態度がようやくとけ始める。
 
 
第148話
 
  ミジャは美容院で、ジェヒの「後悔してるの?」と言った言葉を思い出している。そこへウンジュが後任に引継ぎができたから辞めると報告しに来る。ウンジュは「ジェヒさんを止めることはできない。傷つけ合わないで、2人を認めてあげてほしい」とお願いする。
美容院に面接に行っていたクムスンがノ家に帰ると、ピルドがジェヒを連れて来いと言う。クムスンは大喜びでジェヒに電話。リハビリ中だったジェヒは、急いで着替えに帰る。
新居探しをしていたソンランは、シワンと喫茶店で会う。何カ月か休職するとシワンに話すと、シワンは「俺たちの赤ちゃんもつくろう」と喜ぶ。ソンランがもう少し待って、と答えると、シワンは気分を害してしまう。
数日ぶりに会えたジェヒとクムスンは、互いをいたわりあう。2人そろってノ家に挨拶に行くと、ピルドは「1日も早く結婚しなさい。フィソンは私たちが育てる」と言う。ジェヒとクムスンは喜び一転、「それだけはできません」と拒む。そこへ、シワンとソンランがフィソンを連れて帰宅。フィソンがジェヒを初めて「パパ」と呼ぶ。嬉しくて、フィソンを抱きしめるジェヒ。義母は血相を変える。

 
第149話
 
  義母はフィソンを抱き寄せ「パパじゃないわ」と、フィソンに言い含める。義父も「この子はうちで育てる」と譲らない。クムスンは義父母が怒っているからだと思ったが、ジェヒが帰った後、よくよく話しても同じ。義父母はジョンワンの分身を手放すなど考えられない、ジェヒも自分の子供ができたら変わる、と主張する。
シワンは祖父母はそういうものだろうと理解するが、ソンランはそんなシワンが腹立たしい。テワンは1人、漢江へ。ジョンワンに「自分の女を守れなかったのが悪いんだ。お前の息子は俺が送り出してやる」と誓う。
ジェヒは傷ついた右手が痛みだす。母ミジャが世話をやこうとするが拒否。ミジャはまだ「俺を産んで後悔した?」というジェヒの問いに答えないのだ。
クムスンの祖母はクムスンと連絡がつかず心配している。そこへヨンオクから電話。会うと「結婚するならあの家を出たほうがいい。マンションを借りてやっていいか」と問う。祖母は何もしてやれない自分を情けなく思うが、ヨンオクの提案を受け入れる。
フィソンを保育園へ送ったクムスンのところへ、ジェヒが「いい考えがある」と会いに来る。
   
 
第150話
 
  ジェヒはクムスンと一緒に、ノ家に話をしに行く。ジェヒはフィソンと本当の親子になるため、フィソンが小学校に入るまでの5年間は子供を作らないことを約束。そして、2008年に戸主制度が変わったらフィソンの名字を「ノ」から「ク」に変えることもできるので、フィソンが「自分だけ名字が違う」と悩むこともない、と提案する。義父ピルドはそれを聞いてよけいに激怒。クムスンに「なるべく早くこの家を出ろ」と言う。
ジェヒは自己嫌悪。クムスンはそこまで言ってくれるジェヒをありがたいと感謝する。
クムスンを心配し、祖母がやって来る。クムスンはフィソンのことを相談する。祖母は恐れていたことが現実になったとショックを受けるが、クムスンを「信じて、急がず慌てず、気持ちが変わるのを待つんだよ」と慰める。
義父はフィソンを保育園に迎えに行き、クムスンをのぞいた家族全員で夕食を食べに外へ。何も聞かされていないクムスンは、家でみんなの食事を準備し待っていた。
   



第151話

  クムスンは義父に何度も電話したのに、出てくれなかったのはなぜかと聞いても、義父は答えようともしない。フィソンにも構うな、と言う。クムスンはようやく義父母が本気と知り、「実の娘だと言ってくれたのに」と涙する。義父は「恩知らずめ」と冷たい。
ジェヒのほうはヨンオクに会って相談。ヨンオクもかなり困っていることを知り、それでもクムスンを支えてくれるジェヒに感謝する。
ソンランはクムスンに食事の準備をしてやり、「あなたはたった1人の親、親が育てなきゃ」と励ます。クムスンも「最後まで守る」と誓う。
義父母、シワン、テワンが4人で話し合い。テワンは「フィソンと一緒に嫁に行かせてやろう」と言う。法律的にも、親権を持っているのはクムスンだけだから祖父母には権利はない、クムスンがフィソンを連れて出て行ったらそれまでだと言うと、義母はびっくり。それでも義父は「ジョンワンの生きていた証だ」と譲らない。
翌朝、また家族会議。義父は5000万ウォンを差し出し、「1週間以内に出て行け」と言い渡す。クムスンは「今回だけは従えない」と答えると、義母は「あなたのお母さんも子供を捨てて再婚したでしょ」。クムスンは「だからこそ母親のいない寂しさがわかる」と涙を流すが、義父は「結婚しないか、フィソンを置いて出て行くか選べ」と迫る。
ソンランはシワンと2人だけになると、黙っているシワンを責める。「一番考えなきゃいけないのはフィソンの幸せよ」と言われ、シワンも困ってしまう。
シワンが出社すると、ジェヒが訪ねてくる。
クムスンはジェヒの母から電話があり、喫茶店で会う。
   
 
第152話

  ジェヒの母ミジャは「子供を置いてくるなら結婚を許す。もう一度美容院で働いてもいい」と言い出す。悔し涙のにじむクムスンは、ヨンオクに会いに行く。「どうして私を捨てたの? 一度捨てたとしても、迎えに来て普通の女の子のように育ててくれたら、社長から子供を捨てろ、姑からもお前のお母さんは子供を捨てて幸せになったと言われずに済んだのに」と怒りをぶつける。
クムスンの祖母はいてもたってもいられず、ノ家の義父母に「フィソンを連れて行かせてくれ」と頼みに行く。が、義父母は首を縦に振らない。
ジェヒはシワンに、僕を信じてほしいとお願いする。「フィソンを見ていると、自分を見ている気がする。僕も父親がいない。弱々しいフィソンが大好きになった」と話す。
ウンジュの父はウンジュの荷造りを手伝いながら、「ロンドンに行かないでほしい」と言う。ウンジュは「何かあったの?」といぶかる。
クムスンは義父母、シワン夫婦の前でもう一度ふぃそを連れて行かせてほしいと頼む。親権が自分にあることも知った、許してくれなくても連れて行くと宣言する。義父は激怒。義母は慌ててクムスンをなだめる。
   
 
第153話

  ギジュンはウンジュに初期の胃がんが見つかったから、ロンドンに行かないでほしいと頼む。手術日が決まるまで、ギジュンはヨンオクやウンジンには話さないつもりだ。
ジェヒは母親から、クムスンに「子供を置いて来いと言った」と聞かされ激怒する。
シワンは父を説得しようとする。「フィソンが大きくなってなぜ母親もいないと恨まれたら?」と問うと、義父は「運命だ」。シワンは「違う、親父のエゴだよ」と言う。
クムスンは義母に泣かれたことがつらかった。夜、ジェヒから電話があり公園で会うが、話をする元気もない。ジェヒは笑い話をしてクムスンを楽しませようとするが失敗。クムスンをおぶってやり、「すべてが思い出になる」と励ます。
翌朝、シワンとソンランは来週ウジュが来る、マンションは契約した、と報告する。クムスンも今日、部屋を探しに行くと告げる。家を出ると、ヨンオクが会いに。ヨンオクは「お祖母様の許しを得てマンションを探している」とクムスンに話す。
テワンにソロでCM出演の話が舞い込む。クマと抱き合って喜ぶ。
ジェヒはクムスンの義父母に「信じてください」と、もう一度お願いしに来る。思い悩んだ義父は、クムスンに「話がある」と……。
   
 
第154話

  義父はお願いだからフィソンを置いていってくれと、クムスンに頼む。フィソンなしでは生きていけない、と。クムスンは悩み苦しむ。
クムスンは新しく働く美容院が決まる。しかし、元気は出ない。ジェヒは祖母に会いに、クムスンを実家へ連れて行く。そこで、祖母からヨンオクが部屋を契約してくれたと聞かされるが、それでもクムスンの顔は浮かない。フィソンを連れて帰宅途中、テワンにバッタリ。テワンは「親父たちも意地をはってるだけ。フィソンを連れてひとまず家を出ろ」と言われると、クムスンは少しホッとする。
ノ家に帰り、テワンはCM主役の話を報告する。家族はみな喜ぶが、生理用ナプキンのCMだと知らされると、義父は「ご先祖様に顔向けできない」と言い出す。テワンは「時代遅れの発想は捨てろよ。フィソンも手放せよ」と言う。クムスンは今週末、引っ越すつもりだと言うと、その夜、義父は1人、ジョンワンの写真を抱きしめて泣いていた。
それを見たクムスンは、祖母に「無理に家を出るなんてできない」と言う。祖母は「フィソンを置いて出ることもできないんだろ? ならジェヒを別れるんだ」と厳しい現実を突きつける。
 
 
第155話

  祖母は「ジェヒのお母さんが子供を置いて来いというのももっとも。たくさんの人を傷つけて結婚しても、幸せになれるほどお前は図太くない。縁がなかったとあきらめろ」と、ジェヒと別れるよう、クムスンを諭す。
義父はフィソンともっと遊んでやればよかったと後悔している。
ソンランは一気にみんながいなくなるので、義父母を心配している。
ジェヒはリハビリの後、ギジュンに呼ばれて部屋へ行く。なんとそこに、ジェヒの実父で内科医のキム・イルがいた。「ヤブ医者の弟子だからヤブの卵だな」と口の悪いところはジェヒにとてもよく似ていた。
ウンジュはロンドン行きをやめたと両親に告げる。ヨンオクは「なぜ胃がんの話を黙っていたの」と夫を責める。
ショックを受けているジェヒの元に、クムスンの祖母から電話。会うと、祖母は「お前さんから別れてやってくれ」と言う。その夜、ジェヒはクムスンの家の近所まで行くが、クムスンはジェヒとすれ違っても気づかないほど疲れきっていた。ジェヒはクムスンに電話し、「フィソンを置いて出られなか?」と、涙をこらえながらわざと冷たいことを言う。
 
 
第156話
 
  いよいよウジュが来る日。シワンとソンランは空港で出迎えるが、ウジュはソンランに会っても嬉しそうな顔をしない。「パパに言われて来たけど、1年後には戻るんですから」と、クールに振る舞う。ソンランはショックを受ける。
ジェヒはフィソンに別れの挨拶をしに保育園へ。だが、言葉では何も言わず、帽子をプレゼントして別れる。
ジェヒの父キム・イルがミジャの美容院に会いに来る。ミジャはキムがプサンで開業医をしていると思っていたが、新聞で無医村のオリ島にいるという新聞記事を読んだと話す。キムは3年前に妻が死んだので病院をたたんだと説明する。そして、君の姉さんから、君の息子の父親は俺だと聞いた、会わせてもらえないかと頼む。
ジェヒは夜、クムスンの新しい美容院を訪ねる。マッサージをしてもらい、夕食は食べさせてもらうなど甘える。が、公園を散歩しながら、ジェヒは別れを告げる。「泣くのは今日まで。泣かせたくなくて別れるんだ」とジェヒ。2人は涙ながらに別れる。
 
 
第157話
 
  ジェヒとクムスンは別れようとするが、なかなか離れられない。クムスンは立ち去りかけたジェヒを後ろから抱きしめ「あなたに出会うために生まれてきたとわかった。今度生まれ変わったら、いい家の子に生まれ、あなただけを待ってます」とけなげに最後の言葉を告げる。
クムスンは帰宅し、義母ジョンシムとテワンに出て行くのはやめた、今、別れてきたと伝える。明るく振る舞うクムスン。驚いたテワンはもう一度ジェヒに会いに行こう、とクムスンの手をとるが、クムスンは「これ以上、先生を苦しめないで」と頼む。
家に帰ったジェヒも、洗面所で水道を流しながら号泣する。
翌朝、ジョンシムは夫ピルドに、クムスンとジェヒが別れた話をする。ピルドも驚く。
ジェヒの母ミジャはジェヒに、実の父キム・イルの新聞記事を見せ、「会いたいと言っている」と話す。ジェヒは拒否。ミジャはイルに、ジェヒの言葉を伝える。イルは残念がり、ミジャに謝り、「今度は自由な立場で、もっと早く出会おう」と言って別れる。
ソンランはウジュに何かと世話をやきたがるが、ウジュはまだソンランを受け入れられない。シワンはそれを見て笑い、ウジュに優しく話しかける。
ジョンシムはジョンワンの墓参りに行く。
 
 
第158話
 
  ジョンシムはジョンワンの墓前の写真に、「フィソンを手放そう」と語りかける。帰りに保育所に寄ると、ピルドがフィソンを迎えに行ったところだった。公園でフィソンを遊ばせながら、ジョンシムはジョンワンが手遅れになる前にフィソンを手放せと言ってた、年をとれば体力もなくなり何もしてやれなくなる、などとピルドを懇々と説得する。
ウンジンはクムスンに会いに行く。ウンジンは「姉さんが大変だったのに、私とママは楽をしてた」と謝るが、クムスンは笑顔で迎える。ウンジンの顔が明るくなる。
ミジャはジェヒに電話し、イルがソウルを出るバスの時刻を告げる。ジェヒは迷ったあげく、会いに行き「父さん」と呼びかける。2人は固く抱き合う。ジェヒは家に帰るとミジャに、「母さんが愛したのもわかる気がした。産んでくれてありがとう」と言う。ようやく2人の間にあたたかい空気が流れ始める。
ピルドとジョンシムが帰宅すると、クムスンが夕食を用意し、トイレ掃除をし、明るい笑顔で待っていた。でも、その夜遅く、そっと涙を流しながらカットの練習しているのを、ピルドは見てしまう。また、ジェヒがノ家の前でウロウロしているのを見かける。 翌朝、ミジャはジェヒに「フィソンを連れてきなさい」と言う。

 
第159話
 
  ジェヒが「もう遅い。別れたんだ」と言うと、ミジャは驚く。
ソンランはウジュが何も言わずマンションを出たまま1時間も帰ってこないので、心配している。ウジュがひょっこり帰り「退屈だったので散歩してきた」。ソンランがきつい口調で叱ると、ウジュは「ママだって何も言わないでいなくなったでしょ」と、自分の部屋へ入ってしまう。ソンランは謝るが、ウジュは「なぜ会いに来なかったの?」と責める。
ジェヒの携帯に、ピルドから電話。喫茶店で会うと、ピルドは「2人を幸せにしてほしい。クムスンのような子はほかにいない。君は最高の相手を捕まえたんだ」と告げる。ピルドは感激するジェヒを連れて家に帰り、ソンランとウジュだけがいない家族の前で、「フィソンを連れて結婚しなさい」と言う。クムスンとジェヒは抱き合って喜ぶ。
クムスンは祖母に電話で報告。ジェヒはミジャに報告。ミジャは「きっとあなたも子どもに同じことをされる。でも、私はあなたを産んで後悔なんてしていない」と初めて伝える。
   
 
第160話
 
  クムスンはヨンオクに会い、フィソンを連れて結婚できることになった、と伝える。ヨンオクは喜び、本当は1週間でもいいから一緒に住み、クムスンにご飯を食べさせ、服を用意し、髪をとかしてあげたいと話す。クムスンも母さんがずっと恋しかったと言うと、ヨンオクは「一番恋しかったのはフィソンを産んだとき」とクムスンの気持ちを言い当てる。ヨンオクは帰宅すると、ギジュンやウンジュに、2人の結婚が決まったと伝える。
テワンはCM契約をした帰り道、クムスンを拾う。後部座席に座ったクムスンを、「ジョンワンのことはお前のせいじゃない。俺の車で克服しろ」と、助手席に座らせる。「きれしさっぱり忘れろ」というテワン。クムスンは「一生忘れない。ジョンワンさんは私の心の中に永遠に住んでいます」と答える。
ノ家はテワンのデビューを祝い、ビールで乾杯。その席でクムスンは、結婚したらフィソンをジェヒの実の子として育てるが、私を娘と思ってくれ、そうすればフィソンを連れて会いに来られる、高校を卒業したらフィソンにもすべて話したい、と伝える。
ソンランは「父親に何と言われても会うべきだった」と後悔する。シワンは「ウジュが心を開いてきた証拠だ」と励ます。その夜、雷が鳴ると、ウジュが怖がっておねしょ。ソンランはウジュと2人で布団を洗濯し、しがみついてきたウジュをやさしく抱きしめる。
ノ家の朝食の席に、突然、ジェヒがやって来る。結婚後のフィソンの育て方などについて、クムスンと同じことを義父母に相談する。義父母はほほえましく思う。
クムスンは美容院でカットテストを受ける。
   
 
第161話
 
  クムスンはカット・テストを受け何とか合格。ジェヒに電話しようとしたところへ、ギジュンが訪ねて来る。ギジュンは手術前に、クムスンに家に遊びに来てもらいたかったのだ。だが、クムスンはウンジュに気づかい、「もう少しあとで」と返事。また、ギジュンはその昔、ヨンオクと帰国したら、クムスンを引き取る約束をしていたことなどを明かす。
ノ家の両親は、シワン夫婦の新居へ。母ジョンシムはソンランの子ウジュを抱きしめる。心の中では、フィソンもジェヒの家で愛されるようにと願っていた。それでも、ソンランは歓迎してくれることが嬉しく、義父母に感謝。ウジュも徐々に皆に心を開いていく。
クムスンもフィソンを連れ、ジェヒの家に挨拶に行く。ミジャは3つの条件を出す。ここで同居すること、自分の前でイチャイチャしすぎないこと、子供は2人以上産むこと。美容院にも戻るよう言う。クムスンは今の美容院で一人前になりたい、と断る。
クムスンは家に帰るタクシーを待つ間、ジェヒに「これからは何でもあなたの望むものになります」と誓う。そして、ジェヒには「絶対に私より先に死なないで」とお願いする。ジェヒは「3人で力を合わせて幸せになろう。ジョンワンさん、いい父親になるよう力を貸してください」と、空に向かって言葉を投げかける。
クムスンが家に帰りつくと、義父ピルドが待っていて、「ひどいことを言ったけど、忘れてほしい。幸せになるんだぞ」と言う。
   
 
第162話
 
  結婚式までの日々を、クムスンは美容院、ジェヒはリハビリと、いつもどおりに過ごすほか、一緒に家具選びをするなどして幸せに過ごす。
ギジュンはいよいよ入院。担当医オ・ジウンはウンジュをひと目見て、気に入る。
クムスンとジェヒは、クムスンの実家へ挨拶しに行く。祖母は「何もしてやれなくてごめん。私はもういつ死んでもいい。これからはいいことばかり待ってるさ」と言葉を贈る。
結婚式前日。ジェヒやシワン一家も全員で、ノ家で夕食をとり乾杯する。義父母は「1年はここに来ないほうがフィソンのためだ」と言い渡す。
その夜、義父母はクムスンにヘア・カット用の鋏をプレゼント。そして、これまでの思い出話などをし、別れを惜しむ。
式当日。ジェヒはニヤケっぱなし。ウンジュも来る。クムスンは「お姉ちゃんって呼んでもいい?」と聞き、ウンジュはOKする。
バージンロードを歩くクムスンを見ながら、ジェヒはこれまでのことを思い出す。
   
 
第163話
 
  結婚式をあげながら、2人は紆余曲折あったこれまでを思い出す。
式の後、ノ家では母ジョンシムが、テワンの初のCM撮影を見に行きたいと言い出す。笑顔だが、両親は2人とも寂しそう。ソンランは帰宅すると、ウジュに「おじいちゃんとおばあちゃんと一緒に暮らすのはどう?」と聞き、シワン夫婦はノ家に戻ることになる。
クムスンの実家では、スンジャがクムスンからもらった"赤ちゃんと話せる器械"でお腹の赤ちゃんに話しかけている。祖母は「くだらない」とプリプリだ。
クムスンとジェヒはホテルにチェック・イン。緊張してギクシャクし、バーで遅くまで飲んだり、「俺たちどうして出会ったのかな」などと語り合う。翌日はハネムーンへ。
新婚旅行から帰ると、新生活が始まる。ミジャはフィソンと寝るほど、フィソンをかわいがっている。クムスンはミジャやジェヒに健康的な生活をさせようと奮闘し始める。
1年後。クムスンの実家では、スンジャがクムジェを出産。にぎやかだ。
ノ家の両親はテワンのCM撮影見学に。そこにはクマも。仲良くしているのだ。テワンはコツコツ下積みを続けていた。撮影現場でテワンの母ジョンシムがスカウトされ、ジョンシムは上機嫌。シワン夫婦も一緒にいる夕食の場で、嬉しそうにしている。ソンランは妊娠中。またにぎやかになりそうだ。
ジェヒは外科医として復帰。クムスンは美容師試験に合格する。
ヨンオクは保育園でお手伝い。夫ギジュンは1人、田舎で暮らし、ときどき戻る生活。田舎で、無農薬野菜の栽培に精を出していた。
ギジュンの担当医だったオ・ジウンは熱心にウンジュを口説いていた。「チャンスをくれ。10回だけデートしよう」と、かつてのウンジュのセリフを口にする。
ジェヒとクムスンはフィソンを連れ、ノ家へ。ジェヒとクムスンは、ジェヒの父のいるオリ島行きのチケットを置いて行く。ミジュはオリ島へ行く決心をする。
美容師として1人立ちしたクムスン。今度は自分の店をもつ夢に向かって走り出す――。


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