第141話
ピルドに「どなただ?」と聞かれ、クムスンが答えられずにいると、テワンが「俺の先輩で、クムスンと同じ美容室にいるんだ」と助け舟を出す。家に帰ってから2人だけになると、テワンはクムスンに「親父のためにかばっただけ。なるべく早くジョンワンの家から出て行け」と言い渡す。
ソンランはシワンに会い、「ウジュを預かるって言ったって?」と問うと、シワンは「父親になる準備がまだできていなかっただけ。頑張るよ」と答える。ソンランは「ありがとう」と涙を流す。2人が家に帰ると、クムスンが抱きついてソンランを歓迎する。
ソンランは翌朝、早起きして米をとぐ。ジョンシムがソンランを見て目を吊り上げると、ソンランはひざまずいて許しを請う。クムスンもソンランに加勢する。シワンも出て来て、ソンランの隣でひざまずく。テワンも「離婚はひどすぎる」と兄夫婦に味方する。
クマの母スンジャが産婦人科へ行ってみると、やはり妊娠8週目。検診に来ていたジョンシムと鉢合わせし、妊娠がバレてしまう。
クムスンはジェヒの家へ正式に挨拶しに行く。ジェヒと2人でひざまずいてミジャに結婚の許しを請うが、ミジャはクムスンを大声で侮辱する。カッときたジェヒはクムスンの手をひき、「家を出て結婚する」と言い、家を飛び出す。「何か私に取り柄があったらよかった」と笑うクムスンに、ジェヒは申し訳なく思う。
第142話
ジェヒはクムスンに、「子供を作れば手っ取り早く母さんを説得できる」と言い出す。クムスンは怒って、ジェヒをぶつ。
クムスンはジェヒと別れた足で、美容院へユン・デザイナーに会いに行く。これまで世話になったお礼にピアスをプレゼントし、近況報告などをする。ウンジュにも挨拶する。
ミジャはスーパーで、ギジュンとヨンオクにバッタリ会うと、大声で「お宅とは不吉な縁」「常識がない」などとなじる。あまりの剣幕に人が集まりだし、ギジュンとヨンオクは気まずい思いをする。ミジャは帰宅すると、ジェヒにも「いつから母さんはそんな醜い人になったんだ」と言われてしまう。ジェヒはミジャにひざまずき、許しを請う。
ソンランは会社を休み、料理本を見ながら昼食の準備をするが、ジョンシムに「食べたくない」とお膳をひっくり返されてしまう。家を飛び出すジョンシムをピルドは追いかけ、「本人たちが愛し合っているのに離婚させられない。こんなふうに3人の息子を1人1人失うなんてイヤだ」と、ジョンシムを説得する。
クムスンの祖母はヨンオクに会い、お金を受け取る。祖母の気持ちはやわらいでいる。
クムスンはフィソンを連れ、ジェヒと3人で楽しい夕食をとって帰る。しかし、家の前ではテワンが待っていた。「どこへ行っていた。恋愛するなら外でしろ。出て行け」と怒鳴る。そこへピルドとジョンシムが帰って来る。
第143話
「出て行けってどういうこと?」と両親に聞かれたテワンは、「毎日帰りが遅いから」と取り繕う。クムスンは「1日中何をしてるの?」とジョンシムに聞かれ、「美容院を辞めたので、新しいところを探している」と説明して無事に過ぎる。が、夕食を用意していたソンランに、クムスンが「食べてきた」と謝ると、フィソンが「おじさんと一緒に」とポロリ。じょじょに、秘密にしていられない雰囲気になっていく。
シワンは両親の部屋に、また許しを請いにいく。「ウソをついてソンランを連れて来たのに、今になって彼女を捨てたら、そんな自分を一生許せない」とシワンは説明する。
ジェヒの家では、ジェヒがクムスン親子と3人で写った写真を見つけたミジャが、打ちのめされる。ジェヒは「息子に会うのは当然だろ」と悪びれない。
クムスンの実家では、祖母がスンジャの妊娠を暴露。夫サンドは「希望の光が差し込んできた気分だ」と手放しで喜ぶものの、クマにはやはりショックだった。
翌朝、ノ家では朝食の席で、ピルドが「子どもを連れてきなさい」とソンランに告げる。ソンランとシワンは両親に感謝し、抱き合う。クムスンは「落ち着いたようだから」と、今夜、両親に話すとテワンに告げる。
クマの母スンジャは、ノ家に借りていたお金を返しに行く。家に帰ると、クムスンとジェヒが正式に挨拶に来る。
一方、ノ家には、ミジャがクムスンの義父母に会いに来る。
第144話
ミジャはクムスンの義父母に、自分がクムスンの美容院の院長として目をかけてやったのに、クムスンが息子と交際を始め裏切られた気分だと言いつけ、3人で撮った写真も見せる。義父母のピルドとジョンシムは呆然とする。
ヨンオクの家では家族揃った席で、ウンジンにクムスンのことを詳しく話して聞かせる。クムスンが恵まれない環境で育ったと知ると、ウンジンは「それを知ってて、よくもママは……」と不信感をあらわにする。
クムスンの実家では、サンドとクマも帰宅し、全員が揃う。ジェヒがあまりにかしこまっているので、みんな驚きつつも、「おめでとう」と祝福する。スンジャの妊娠も話題にのぼり、お祝い気分に。祖母はジェヒの手をとり「ありがとう」と言う。
ノ家ではジョンシムもピルドも、これまでのクムスンの言動を思い出し、ジョンシムは「だまされてたんだ」と言い出す。
休暇をとっているソンランは、買い物ついでにシワンに会い、「10日後には子どもを送りたいと言われた」と告げる。家は出るよう言われていた2人は、新居探しを急ぐことに。
ジェヒはクムスン親子をおもちゃ屋に連れて行く。クムスンは優しくフィソンに接してくれるジェヒがうれしいが、今夜、義父母にジェヒのことを話すつもりだった。「しばらく連絡できないかもしれないけど待ってて」と告げると、ジェヒは「罪を犯したわけじゃないんだ。胸を張って話せ」と、クムスンを気づかう。クムスンはガチガチになっていた。
帰宅すると、家族全員が揃うなかで、ジョンシムがいきなり、「どこに行ってきたの?」ときつい口調で問いただす。そして、ジェヒと3人で写した写真をクムスンに示す。
第145話
義父は昼間ミジャが来て写真をおいていったと告げ、義母は「よくもジョンワンの家に住みながらほかの男と会ってたわね」と責め立てる。クムスンは泣いて謝る。テワンは「亭主が生きてて浮気したんじゃないだろ」とかばうが、シワンも冷ややかになる。ソンランは「縛りつける気はないんでしょ。実の妹ならどう?」とシワンに問う。
帰宅したジェヒは、写真がないことに気づき母ミジャに問う。ミジャが「あるべき家に戻した」と開き直ると、ジェヒは「本当に俺の母さんなの?」と呆れ、悲しむ。
翌朝、クムスンが朝食の準備にかかると、義母が「やる理由も必要もない」とクムスンから家事をとりあげる。義父母はクムスンが準備した昼食も食べず、挨拶しても無視だ。
クムスンは義母に「叔母さんがお金を返しに来た」ともなじられたので、祖母に電話して確かめる。祖母は涙声のクムスンを心配する。
ジェヒのギプスがとれる。が、まだ指はうまく動かないようだ。
ウンジンは家族と食事をとろうとせず、姉ウンジュにクムスンの連絡先を教えてもらう。
1日、孤独に耐えたクムスンは、夜になり義父母の部屋に話をしにいく。
第146話
クムスンは許してくれるなら結婚したい、と涙を流す。義父母は言葉が出ない。
ソンランが買い物から帰宅すると、家の中は真っ暗。部屋にいたクムスンが「結婚したいと話した」と打ち明けると、ソンランは「若いんだから出会いがあって当然」と慰める。
ジェヒはクムスンを心配してメールを送る。それを読んで、クムスンは励まされる。
翌朝、義母ジョンスンがいなくなっている。1人、漢江沿いに座り考えていた。
シワンはソンランからクムスンの結婚話を聞き、ショックを受ける。テワンの部屋に相手がどんな男か聞きに行き、離婚暦のない医者だと知る。テワンは「変な男もイヤだけど、立派なヤツでもイヤだな」と、ため息。しかし、テワンは以前から知っていただけに、「認めてやるしかないだろ」と受け入れている。
クムスンの叔母スンジャは、クムスンを心配する義母ジョンスンに「うまくいきますよ」と珍しく優しい言葉をかける。祖母はギョッ。ジョンスンが優しいのは胎教のためだった。
ジェヒはリハビリの後、フィソンに会いたくなり保育園へ。フィソンを迎えに来たジョンシムは驚きジェヒを無視し、フィソンをサッサと連れ帰る。クムスンを心配してノ家の前まで来たクムスンの祖母ジョンスンにもよそよそしい。家に入ると、クムスンに「フィソンを置いて今すぐ出ていって」と言い渡す。
第147話
義父ピルドは妻ジョンシムを「休め」となだめる。ジョンシムは「保育所にあの男がいた。フィソンはジョンワンの子なのに」と興奮している。クムスンはフィソンを置いて出ることになるのか、と不安になる。
義父母の部屋に、クムスン以外の家族全員が揃う。テワンは「もう十分だろ。認めるだけだ。相手の男の人間性は悪くない」と、母親をなだめる。シワンも同意。ジョンシムは「フィソンさえ置いていけばいい」と、無茶を言い続ける。
義母にフィソンの布団を持って来てと頼まれたソンランは、クムスンの部屋に取りに行く。ますます不安になるクムスンを、ソンランは「元気出してね」と励ます。
ジェヒは心配で、ノ家の前まで様子を見に行く。ちょうどテワンが出て来る。ジェヒは「いい父親になる。男の子には父親が必要。僕にも父親がいないから骨身にしみている」と訴えるが、テワンに「家族も説得できないくせに」と言われてしまう。
ジェヒは帰宅すると、また母ミジャを説得にかかる。ミジャは「どんな愛も時間とともに消える。うんざりするような現実だけが残るの」。ジェヒはショックを受け、「じゃあ、俺を産んで後悔してるの? もし後悔してるならクムスンと別れる」と言う。
翌朝、義母がまだフィソンに執着しているのを見たクムスンは、改めて義父母に「この家を離れたくなくて必死に我慢したけど、彼がケガをしたと聞いた瞬間、どうしようもなくなった」と、涙ながらに謝る。義父母の頑なな態度がようやくとけ始める。
第148話
ミジャは美容院で、ジェヒの「後悔してるの?」と言った言葉を思い出している。そこへウンジュが後任に引継ぎができたから辞めると報告しに来る。ウンジュは「ジェヒさんを止めることはできない。傷つけ合わないで、2人を認めてあげてほしい」とお願いする。
美容院に面接に行っていたクムスンがノ家に帰ると、ピルドがジェヒを連れて来いと言う。クムスンは大喜びでジェヒに電話。リハビリ中だったジェヒは、急いで着替えに帰る。
新居探しをしていたソンランは、シワンと喫茶店で会う。何カ月か休職するとシワンに話すと、シワンは「俺たちの赤ちゃんもつくろう」と喜ぶ。ソンランがもう少し待って、と答えると、シワンは気分を害してしまう。
数日ぶりに会えたジェヒとクムスンは、互いをいたわりあう。2人そろってノ家に挨拶に行くと、ピルドは「1日も早く結婚しなさい。フィソンは私たちが育てる」と言う。ジェヒとクムスンは喜び一転、「それだけはできません」と拒む。そこへ、シワンとソンランがフィソンを連れて帰宅。フィソンがジェヒを初めて「パパ」と呼ぶ。嬉しくて、フィソンを抱きしめるジェヒ。義母は血相を変える。
第149話
義母はフィソンを抱き寄せ「パパじゃないわ」と、フィソンに言い含める。義父も「この子はうちで育てる」と譲らない。クムスンは義父母が怒っているからだと思ったが、ジェヒが帰った後、よくよく話しても同じ。義父母はジョンワンの分身を手放すなど考えられない、ジェヒも自分の子供ができたら変わる、と主張する。
シワンは祖父母はそういうものだろうと理解するが、ソンランはそんなシワンが腹立たしい。テワンは1人、漢江へ。ジョンワンに「自分の女を守れなかったのが悪いんだ。お前の息子は俺が送り出してやる」と誓う。
ジェヒは傷ついた右手が痛みだす。母ミジャが世話をやこうとするが拒否。ミジャはまだ「俺を産んで後悔した?」というジェヒの問いに答えないのだ。
クムスンの祖母はクムスンと連絡がつかず心配している。そこへヨンオクから電話。会うと「結婚するならあの家を出たほうがいい。マンションを借りてやっていいか」と問う。祖母は何もしてやれない自分を情けなく思うが、ヨンオクの提案を受け入れる。
フィソンを保育園へ送ったクムスンのところへ、ジェヒが「いい考えがある」と会いに来る。
第150話
ジェヒはクムスンと一緒に、ノ家に話をしに行く。ジェヒはフィソンと本当の親子になるため、フィソンが小学校に入るまでの5年間は子供を作らないことを約束。そして、2008年に戸主制度が変わったらフィソンの名字を「ノ」から「ク」に変えることもできるので、フィソンが「自分だけ名字が違う」と悩むこともない、と提案する。義父ピルドはそれを聞いてよけいに激怒。クムスンに「なるべく早くこの家を出ろ」と言う。
ジェヒは自己嫌悪。クムスンはそこまで言ってくれるジェヒをありがたいと感謝する。
クムスンを心配し、祖母がやって来る。クムスンはフィソンのことを相談する。祖母は恐れていたことが現実になったとショックを受けるが、クムスンを「信じて、急がず慌てず、気持ちが変わるのを待つんだよ」と慰める。
義父はフィソンを保育園に迎えに行き、クムスンをのぞいた家族全員で夕食を食べに外へ。何も聞かされていないクムスンは、家でみんなの食事を準備し待っていた。
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